MENU

『服を10年買わないって決めてみました』を読みました

当ページのリンクには広告が含まれています。

絵本作家のどいかやさんの本。絵本のようなイラスト、どいさんが実際に着てみた写真など実例のビジュアルが豊富です。まるで絵本のようにとっつきやすくすぐに読み終わります。でも内容はところどころで重いし深いんです。そういうところも絵本のようです。

初めのほうに、なぜ服を10年買わないって決めたのかの説明があり、そこがとても分かりやすかった。

「とくにファッション業界は今や石油産業に次ぐ環境汚染産業だそうです。」

「このまま大量生産、大量廃棄を続けたら地球がいくつあっても足りないのでは?たくさんは必要ないから、人や自然に優しいものをきちんとした対価を払って長く使いたいな。」

この事実を知って、すぐ行動を起こしたどいさん。

「服を10年買わない」ルールは1靴や靴下、下着は買っていい2プレゼントはありがたく着る3仕事上必要なものは買う

このあと服の選別、処理の方法、いまある服の活かし方など順番に紹介されてて楽しく読めました。その中でとてもドキッとしたのが寄付のところ。

私は先日2回目のワールドギフトの寄付でいらないけどまだ使える物を送ったことがあります。段ボールを用意して、あれこれ詰めて、寄付して、発送しました。140サイズの物体がなくなっただけでスッキリしました。

「お金と時間をかけて何かを買い、使わずに仕舞い込まれて、第二の人生(物生?)のため送り出した。結果いいことをしたけど無駄なことが多かった。もう少し買い物上手になりたい。」

「ミニマリストに近づけた。もう無駄遣いしないように考えて買い物しよう。」と思っていたんですが、

どいさん、

「人には古いものをあげて自分は新しいものって本来はしないことではないでしょうか。」

と問いかけられてました。

お得とか節約・倹約、物を減らしてミニマリスト・シンプリストなどの言葉しか私は意識してこれず、物を捨てるだけじゃない、寄付するいいことから何歩も進んで、贈り先への人の気持ちと自分の行動を客観視できるところ。私にはそういう視点がなくとても恥ずかしいです。

私自身、洋服は同じものを毎日着てもいいと思うくらい気に入ったらずっと着続ける方ですが、買うもの全てがそうとは限らず、、。自分のワードローブを見直し最低限あるようにして服買わないチャレンジ1年から初めてみたいと思います。

おわり٩( ‘ω’ )و

  • URLをコピーしました!
目次